総合学科 系列の紹介 特色ある科目

特色ある科目
 総合学科では原則履修科目である「産業社会と人間」と、平成14年度入学生まで3年次に履修する「課題研究」、そして新教育課程で履修する「総合的な学習の時間」について説明します。

産業社会と人間(1年次2単位)
 「産業社会と人間」という科目は、総合学科の入り口にあたる科目で、1年次に実施しています。生徒の個性を生かした主体的な学習を通して、学ぶことの楽しさや成就感を体験します。同時に、将来の職業選択を視野に入れた自己の進路への自覚を深める学習を準備するものとして設定された科目です。
 討論会、発表会、見学会、レポート提出などさまざまな学習を通して、自主的に活動に取り組み、コミュニケーションの基礎的なの力を養い、
企画力、行動力、表現力を育てることを目標としています。
「産業社会と人間」(産社)の主な学習内容
1.自己理解を深める
 自己診断テストなどで自分自身を見つめ、適性検査などで自分の適性を把握し、今後の進路選択に役立てる。
2.職業、勤労を理解する
 職業の種類とその特徴、勤労の意義と望ましい勤労観、各種職業と資格、職業と法律などを講義や講演を通して理解し、レポートを作成する。
3.福祉、ボランティアを考える
 福祉やボランティアについて、講義・講演を聴くだけでなく、グループごとに討論体験(実習)によって学習する。
4.学校、企業、施設を知る
 前もって行き先を調べ、目的をもって学校や企業などを見学し、行き先ごとに結果をまとめ、発表する。
5.履修計画を作る
 産社の学習を踏まえて自分の進路を考え、、系列体験学習、系列説明などを通して、2・3年次の科目選択を決定する。
6.人生設計をする
 産社のまとめとして自分の将来を展望し、今後の自分の生き方を考え、「私のライフプラン」を作成・発表する。

課題研究(3年次2単位)<平成14年度入学生まで>
 「課題研究」という科目は、さまざまな科目を選択・履修することによって深められた知的好奇心に基づいて、自ら課題を設定・解決するという学習を行います。総合学科の自主・自律という精神から、将来の進路や興味・関心を持った分野から、2年次にテーマ・内容を決定し、3年次に調査研究、作品制作などを行います。
 教員は指導者ではなく、アドバイザーの役割をするだけです。主体性を持って課題を見つけ解決する学習を通して、
問題を解決する能力や自発的・創造的な学習態度を養うことを目標としています。
「課題研究」の主な内容
1.授業の展開について
 これまでの授業とは異なり、生徒が主体的に活動し、先生は支援するという形をとります。取り組む姿勢や意欲も、成果と同様に、重要な評価の対象になります。
2.テーマ決定について
 「産業社会と人間」のライフプランの内容や、自分の進路も意識して、これまで学習してきた科目の中で、興味・関心を持ったことがらについて考える。
3.テーマの条件について
 1年間継続でき、校内に指導助言者がおり、基本的に学校に課題研究ができる施設・設備があること。また、明確な設定理由があり、計画が立てられ、解決の見通しがつくこと。
4.内容について
(1)調査・実験・研究
 幅広い分野の中から課題を設定し、調査・実験・研究を通して、自己の興味・関心等を深化させる(資料を集めて、丸写しをするのは、研究にならない)。
(2)作品制作
 個人またはグループで作品などを制作し、創造的な能力や態度を育てる(ただ作るのではなく、何のために作るのかを考え、目標を立てて取り組む)。
平成15年度課題研究テーマを見る

総合的な学習の時間(2年次1単位/3年次2単位)<平成15年度入学生から>
 本校の「総合的な学習の時間」は、2年次では1年次の「産業社会と人間」を継続かつ発展させた形で、進路実現の具体化に向けて、いろいろな学習を通して自分の進路を考え、進路実現のための課題を設定します。3年次では従来の「課題研究」をさらに進路と結びつけた形で、課題解決の能力を育成し、職業観を養い、将来の自分の進路について考察します。
2年次「未来探求」
 ・進路実現の具体化に向けて、進路体験学習会、インターンシップ事業や講演会を通して進路を考える。
 ・自己課題の設定として、系列別先輩講演会や教師との面接を通して進路実現のための課題を設定する。
 ・技能と表現力の養成として、プレゼンテーションや自分の意見をまとめるための小論文の作成について学ぶ。
3年次「卒業研究」
 ・課題解決に対する能力育成に向けて、仮説を立て、研究計画を作成し、調査・研究をする。
 ・あり方・生き方として、課題解決を通して自分なりの研究成果をまとめ、職業観を育成する。
 ・自己を振り返り、将来の自分の進路について新たな課題を見つける。

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